頭痛

頭痛はもっともよく見られる症状の一つで、頭痛の患者数は日本で4,000万人とも言われています。その原因はさまざまで、自然におさまる軽症のものから、中には命にかかわる病気が隠れていることもあります。頭痛について、正しい知識を持つことが大切です。ここでは比較的多い二つの種類の頭痛の原因をみていきましょう。

緊張性頭痛

肩こりのある中高年の方に起こりやすい頭痛です。肩や首回りの筋肉の緊張が高まり、血流障害や神経痛を起こすことが原因と考えられています。典型的には、後頭部の締め付けられるような頭痛が起こり、めまい、吐き気、手のしびれなどを伴うこともあります。精神的なストレスや、天気などの環境要因も、頭痛悪化の原因になります。体操やマッサージなどで筋肉をほぐすと症状の改善することが多く、鎮痛剤も比較的効きやすい頭痛です。

偏頭痛

若い人に多く見られる頭痛で、女性に多い傾向があります。拍動性の強い頭痛の前に、閃輝暗点（目がチカチカして見づらくなる症状）や吐き気など、前兆の出現することが特徴です。強い頭痛は片側だけに起こり、通常は2−3時間でおさまります。不規則な生活やカフェインの摂取などで、頭痛の誘発されることがあります。一般的な市販鎮痛剤は効かないことが多く、治療にはトリプタン系薬剤を使用します。発作予防のためにはβ遮断剤、抗うつ剤、抗てんかん剤などが使用されます。

当院では、まず独自のカウンセリングと体のバランスチェックで頭痛の原因を追究していきます。

頭痛の原因は、筋肉のバランス不良、姿勢、骨盤の歪み、肩関節の可動域の低下、頚椎の歪みと様々あり一人ひとり原因は違います。

ですので、カウンセリングとバランスチェックが重要と考えて力を入れています。

原因が分かったら、筋膜リリース、骨格矯正、筋肉バランス調整、猫背矯正などを組み合わせてその人に合ったオーダーメイドな施術の組み立てをしていきます。

頭痛は、1回の整体ですべてが元通りという訳にはいきません。

施術後に、「どのくらい通う回数が必要があるのか」、「どの位のペースで通ったらいいのか」、「どのくらいの期間で改善するのか」をしっかりお伝えし、当院と二人三脚で改善を目指していきます。